日研 JPC 花かかわからない。人生いろいろ。

137的鼓 0站台

「落とす」「逃す」はともに、主体がにていながらづくことなくぎてしまうことを表すのに用います。これはたとえば次のような合です。

落とす　みおとす　　逃す　みのがす　　主体　しゅたい　　用いる　もちいる

　　簿に目を通した、重大なミスを逃していた。
　　簿に目を通した、重大なミスを落としていた。

簿　ちょうぼ　　重大　じゅうだい

　このような合、者に意味の差はほとんどありません。しかし、次のような合は者に差が出てきます。

者　りょうしゃ

　　いたずらするのをかけたが、逃してやった。
　×いたずらするのをかけたが、落としてやった。

　つまり、「みのがす」は目してづいていながらわざとづかなかったことにする、あるいはあえてとがめ立てをしないという使われ方もします。一方の「落とす」にはそうした用法は存在せず、本当にが付いていない合にのみ用います。

目　もくげき　　用法　ようほう　　存在　そんざい　　

　告などで「これは逃せないビッグチャンス」のような表を目にしますが、このような合も「逃す」ことが自分の意志でコントロルできるからこそ可能な表と言えます。したがって「これは落とせないビッグチャンス」のような言い方はできません。

意志　いし　　可能　かのう　　言い方　いいかた

　　　　　　　　　　　ＡＬＣにより